家電を連携させてスマートホーム化するデバイスのNature Remo。機能は非常に優れているのですが、最近の製品らしくほとんど説明書きがないので、設定方法をまとめてみました。
Nature Remoとは?
Nature Remoとは、家庭の赤外線リモコンで動作するデバイス(テレビやエアコンなど)の信号を学習させ、WiFi経由でスマホから各デバイスを操作できるようにするものです。またNature Remo自身に温度や湿度等のセンサがついているため、これらのセンサの値やタイマーをトリガーにして、テレビやエアコンを自動で操作させることも可能です。加えて、Amazon EchoやGoogle Homeのスマートホームスキルに対応しているため、声での操作も可能になります。タイプはNature RemoとNature Remo miniがあり、主に搭載するセンサーの違いのようです。
Nature Remoの設定
まずはアプリを入手します。アプリストアでNature Remoを検索し、インストールします。
アプリを起動すると、以下の画面が表示されます。新規の場合は「アカウントを作る」を選択して、メールアドレスを入力します。
すると登録したメールアドレス宛にアカウント作成のURLが届くので、そちらにアクセスすると作成完了です。
次にアプリの指示に従い、Nature Remo本体の電源を入れ、「次へ」をタップ。
WiFiの設定を開き、Remo-xxxxxxに接続します。
Nature Remoで使用するWiFiの設定画面が出ますので、自宅のWiFiを入力して、「次へ」をタップ。
WiFi接続が成功すると以下の画面が表示されますので「次へ」をタップ。
適当に名前を付けます。
ここから家電を追加します。右上の「+」をタップ。
「新しい家電を追加します」をタップ。
対象の家電を選択します。今回はテレビを追加しました。家電を選択した後、Nature Remoの上でリモコンの電源を操作するようにガイドが出ますので、その通りに操作します。
うまく信号を読み取れると以下のような画面が表示されます。この画面で電源ボタンを押してみて、正常に動くか確認します。
あとは名前を決めます。
以上で登録は終了です。
Nature Remoのすごいところは、各ボタンを個別に登録する必要はなく、主要なメーカーのリモコン情報をあらかじめ持っているようなので、この作業だけで電源だけではなく、チャンネル操作や音量操作、番組表などたいていの操作がスマホからできるようになります。ちなみにエアコンであれば 温度や運転モードの操作ができるようですが、我が家のエアコンは残念ながらうまく読み取りができず、電源のON/OFFのみでした。
Amazon Echoとの連携
次に音声で操作するためのAmazon Echoとの連携設定です。Amazon Echoの基本設定は完了している前提での説明です。
まず、 Amazon Echoのアプリで「Nature Remo Smart Home Skill」を有効にします。
Nature Remoへのアクセスを許可します。
デバイスを検出します。
テレビとエアコンの2台が検出されました。
デバイスを選択します。今回の場合はテレビを設定します。
テレビ番組をグループ化する設定ですが、不必要なのでスキップ。
セットアップ完了です。これでAmazon EchoとしてはNature Remoを意識する必要なく、「Alexa,テレビをつけて」や「Alexa,1チャンネルつけて」などでテレビを操作することが可能になります。