PMP試験メモ ~見積り~

PMBOKでの見積りについての解説です。
※個人的な解釈が含まれており、適切でない可能性がありますが、ご了承ください。

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●類推見積り
過去の類似プロジェクトのスケジュール、コストなどのパラメーターを使用して見積りを行う。トップダウン見積りの一種で類似見積り、概算見積り(ROM)も同義となる。一般的に見積りに要する時間は少ないが、精度が低く、-25%~+75%の範囲となる。

●確定見積り
プロジェクトが進展し、見積りに必要な多くの情報が得られた状態での最終見積り。精度は-5%~+10%の範囲になる。

●パラメトリック見積り
過去のデータとその他の変数(プログラムの予想ステップ数)との統計的関係を用いて、見積りを算出する。単位あたりのコストや工数を使い、掛け算で算出するイメージ。

●三点見積り
見積りの不確実性やリスクなどのおおよその範囲を定義することで、見積りの精度を向上させる。最可能値(最頻値)、楽観値、悲観値を算出して、その平均値を見積りとする。

●PERT見積り
三点見積りのうち、ばらつきを考慮した見積もり。以下で計算される。
見積り値 =(楽観値 + 最可能値 × 4 + 悲観値)/ 6

 

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カテゴリー: PMP

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