PMBOKでのプロジェクト・ライフサイクルの分類についての解説です。
※個人的な解釈が含まれており、適切でない可能性がありますが、ご了承ください。
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●予測型ライフサイクル
完全計画駆動型とも呼ばれる。スコープ・スケジュール・コストを可能な限りライフサイクルの初期に決定する。これらのプロジェクトでは、直列型や重複型のフェーズが進行し、それぞれのフェーズではアクティビティやプロセスのサブセットに焦点を当てている。各フェーズで実施する作業が異なるため、チームの編成と求められるスキルはフェーズによってさまざま。
●反復型ライフサイクル・漸進型ライフサイクル
チームの理解を深めながら、複数のプロジェクトフェーズがひとつ以上のプロジェクト活動を意図的に繰り返す。反復型では、一連のサイクルの繰り返しを通してプロダクトが作成され、漸進型では継続的にプロダクトの機能が追加されていく。
●適応型ライフサイクル
変化駆動型、またはアジャイル手法とも呼ばれる。概念レベルの変更およびステークホルダーの継続的な関与に対応している。反復型や漸進型と同様に繰り返し活動を行うが、これらと異なるのは反復の期間が非常に短く(2~4週間)、時間とコストが固定されている点である。
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