RaspberryPiのファームウェアをダウングレードする

GPIOを操作するwiringPiのNode.jsライブラリを使ってLチカをやろうとしていましたが、「Unable to determine hardware version. I see: Hardware : BCM2835 」というエラーが出てうまく動きませんでした。その時の対処として、RaspberryPiのファームウェアをダウングレードしましたので、その時の手順をメモします。
 

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バージョン確認

まず現在のファームウェアのバージョンを確認します。

$ uname -a
Linux raspberrypi 4.9.29-v7+ #1000 SMP Sun May 21 20:11:31 BST 2017 armv7l GNU/Linux

今回はこれを4.4.50にダウングレードします。
 

ダウングレード方法

ダウングレードは、以下のコマンドで実施できます。

$ sudo rpi-update [対象バージョンのハッシュ値]

 
ファームウェアのハッシュ値については、
https://github.com/Hexxeh/rpi-firmware/commits/master
で対象バージョンの 「kernel: Bump to x.x.xx 」を探し、右側のメモ帳マークのような「Copy the full SHA」ボタンをクリックして、ハッシュ値を取得します。

4.4.50にダウングレードする場合は、

$ sudo rpi-update 52241088c1da59a359110d39c1875cda56496764

です。

しばらくして、

*** If no errors appeared, your firmware was successfully updated to 52241088c1da59a359110d39c1875cda56496764
*** A reboot is needed to activate the new firmware

と出れば成功です。
 

あとはリブートして、バージョン確認します。

$ uname -a
Linux raspberrypi 4.4.50-v7+ #970 SMP Mon Feb 20 19:18:29 GMT 2017 armv7l GNU/Linux

無事ダウングレードできました。
 

■こちらの記事も併せてお読みください!
wiringPiの使い方
wiringPi&Node.jsでRaspberryPi3のLチカをしてみる
 

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RaspberryPiのファームウェアをダウングレードする」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: wiringPi&Node.jsでRaspberryPi3のLチカをしてみる – ネットワークスペシャリストのたまご

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