Wiresharkで使用帯域を確認する方法

細い回線を使用している場合、障害調査の被疑箇所として使用帯域を確認する必要があります。そのときにWiresharkを使ってパケットキャプチャから使用帯域を確認する方法を紹介します。

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帯域を確認するにはIOグラフの機能を使用します。
※txtファイルに変換してExcelでLengthから算出してもいいですが、結構手間です。

キャプチャファイルを開いた後、メニューバーの[Statistics]→[IO Graph]を開きます。
 

 

そうすると自動的に単位時間あたりのパケット数をグラフにしてくれます。

表示に関していくつか設定ができ、

Tick interval:単位時間
Pixels per tick:単位時間のグラフ上の幅(pixel数)
View as time of day:表示をhh:mm:ss形式に変更
Unit:表示させるもの(パケット数、バイト数、ビット数など)
Scale:縦軸のスケール
Smooth:グラフの滑らかさ

が設定できます。

また、フィルタ条件を入力することで複数のグラフを表示することができ、画像ではhttpを赤、httpsを緑でそれぞれの使用帯域を表示しています。
 

■こちらの記事も合わせて読んでみてください!
Wiresharkのフィルター
Wiresharkでのキャプチャファイルマージ方法
 

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Wiresharkで使用帯域を確認する方法」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Wiresharkのフィルター – ネットワークスペシャリストのたまご

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